映画で感性磨きたい!

映画の感想と、映画から自分を見つめなおし頭の整理をしています☆彡そのためかなり偏りがある感想になっていると思います(^^;でも、色々な人のブログをみて、感性を磨いていきたいとも思っています^^よろしくお願いします!

インサイドヘッド 感想~





超絶 ネタバレとあらすじがあるので見てない人はやめといてください^^そして、みてまたよかったら映画の感想聞かせてください^^♪

主人公ライリーが生まれた時から感情達が頭の中にいる。
司令塔にいる感情達(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカ)。いつもライリーを見守りそれぞれでライリーを制御している。

ライリーの経験が色々な色の玉(ヨロコビは黄色 悲しみは青色 怒りは赤 ビビリは紫 ムカムカは緑)になり司令塔に集まり、そこから大事な記憶~いらない記憶などに分類されていく。



それらが集まり島となり司令塔にあつまり、それらがその人を作っている(価値観のようなもの)。ライリーの場合は、「おどけ島」「友情の島」、「正直の島」、「ホッケーの島」「家族の島」であった。これらの島はライリーの幼いころからの経験が積み重なり分類されてできた島であり、それぞれ司令塔につながっている。明るい記憶が多い。


そんな中、カナシミだけが浮いた存在になっていた。みんなライリーを見守っており、カナシミが働きかけても、ヨロコビを中心としてライリーが悲しまないように軌道修正をかける。カナシミの扱いが司令塔にいる感情達の中でもよくわかっていない状況であった。

しかし、ある日ライリーは突然転校することになる。住む場所は思い描いていた家ではなくネズミが死んでいるような汚い家、そして家族の関係もそれぞれの事情で気まずいムードに。そんな中、はじめて新しい学校へ行くことになる。最初は、新しい学校生活にヨロコビにあふれ楽しみにしていたが、はじめての自己紹介でカナシミが誤ってボタンを押してしまう。すると突然前の生活が恋しくなったり(それだけではないが・・)、色々な気持ちがあふれてしまい自己紹介中に泣いてしまう。それにより学校のみんなから白い目でみられてしまうことになる。




そんな時、カナシミとヨロコビがある事故で記憶装置により司令塔から飛ばされてしまう。
司令塔は、大混乱!イカリ、ムカムカ、ビビリだけでライリーを見守る事になるのだ。ライリーは、その後も新しいホッケーチームに行くがそこで失敗をしたり、家族にも強くあたってしまったり、前住んでいた友達が新しい友達と仲良くしていることをテレビ電話で知ったり・・そんな事をしているうちに、どんどん気持ちがふさがっていってしまう。それにともないライリーの中の島が一つ一つと崩れていってしまう。




ヨロコビ、カナシミは司令塔から遠く離れたたくさんの記憶が収納されている場所に飛ばされる。二人は、ライリーの島が崩れている事に気づき、司令塔に戻ろうとする。

そこには、たくさんの出逢いがあり、またライリーに関わる色々な空間(妄想の世界や怖いものを閉じ込めておく倉庫?みたいなの)、また情報を伝えるパイプ(経路)もいっぱいある。そして司令塔の真下にはゴミ捨て場(記憶を破棄する場所)がある。しかし、ライリーが不安定であることから思うように司令塔にたどり着くことができない状況である。

ライリーを幸せにするという目的として、カナシミの存在を理解できないでいるヨロコビであるが、カナシミと関わる中でカナシミの不思議に気づきだす。ただのネガティブシンキングではない?ひどく落ち込んだキャラクターがいたのだが、そのキャラクターをヨロコビは元気づける事ができなかった。しかしカナシミはそのキャラクターの痛みを傾聴し痛みを共有させることにより元気づけてしまうのだ。

そんな中、ライリーは家出をしようとしていた。残された三人は大混乱。ライリーは母親からお金を盗みバスに乗る。正直の島、そして最後の家族の島の崩壊である。ライリーは完全に心を閉ざしてしまう司令塔から指令がまったく送れなくなってしまうのだ(ライリーを操作する機械は完全に停止してしまう)。

そんな時、カナシミとヨロコビがついに司令塔にたどりつく。
そこでライリーの止まった心をふたたび動かしたのがヨロコビではなくカナシミであった。
カナシミを動かしたのはヨロコビである。ヨロコビも、旅の中で気づき(=成長)がたくさんあったのだ。そしてカナシミは、今までのヨロコビの記憶に触れ、それらをカナシミ色に染める。
それによりヨロコビだけでは見えなかったものがみえてくる。
ライリーの感情が突然あふれだし、バスを降り、家族のもとにもどっていく。家族もライリーを抱きしめる。
すると、黄色と青色がまざった色玉がでてきたのである。それから時がたち、制御室も修理され、新しい島もたくさんできている。新しいボタン(様々な感情のバリエーション)も増えるのだった。ライリーの大人への成長である。



感想~
◆犬や猫の頭の中がうつるが、それらの中にも感情達がいる。しかし、彼らの感情達は自由に動き回っており、制御はしていないようだ。やはり人間は感情達を制御できる動物であるという事であり、それが人間なのだと思った。何事もバランスが大事であり、成長に伴い感情の玉も色々な色がまじりあっていく。それに伴い、感情のバリエーションも増えていく。そんな複雑な感情を制御する、それが「成長」なのだと感じた。

◆ちょこちょこ面白いなって思ったのが、どれだけまじめな事考えてても、頭の片隅にどうでもいい事を考えてたり、喧嘩しているのに母親の頭の中ではイケメンの男の人ができてきたり・・あるある!!って思う事がよくありました。人間ってやっぱり単純じゃないし面白いなって思いました。

◆ライリーの頭の中ではヨロコビがメインであるようにみえたが、母親の中ではカナシミがメインでコントロールしていたりもしたのも面白い。僕はどうなんだろう?ヨロコビとカナシミとビビリのトリプル操作かも?(笑)

◆ライリーだけじゃなくてほかの人の頭の中も色々でてきたけど、意外にライリーの事を最初白い目でみていた同級生達の頭の中なんか面白かった。派手な格好をした女の子の頭の中とか、見た目とは反対の感情が働いていたりして^^

◆あと、ドリカムの歌!「愛しのライリー」で、ライリーって名前入れちゃう!?って思ったけど、それが今思うと、これはあなたの物語って意味を考えると、勝手に深いな~って思って好きになりました^^v

この映画いっぱい語りたいけど、人によって見え方がほんとに違うんでしょうね^^色々な感想を聞いてみたいです^^僕は、この映画のテーマと自分を当てはめて、すごく感じるものがありました。成長というのが僕のテーマでありコンプレックスなのだと思います。この映画は僕にとってはとても意味のある作品でした*^^*