映画で感性磨きたい!

映画の感想と、映画から自分を見つめなおし頭の整理をしています☆彡そのためかなり偏りがある感想になっていると思います(^^;でも、色々な人のブログをみて、感性を磨いていきたいとも思っています^^よろしくお願いします!

リバース 湊かなえ プチネタバレ 感想

リバース 湊かなえ 読みました

 

プチネタバレあり注意。

 

 

 

面白かった。

これはさすがに最後のネタバレはできない(笑)

 

この本を読みながら何杯コーヒーを飲んだかわからない

 

一ついえるのは読み終える直前に、まじで声がでたということ!!

さすがイヤミスの女王(笑)

 

爆弾のような最後だが、

その真実に至るまでの過程を考えるとさらにいやな気持ちになるという・・

 

主人公は、

目立たない存在だが、自分をなんらかの形で表現し自分の存在を他人に伝えたいという想いがある人ではないかと思って読んでいた。得意なものもなく、人間関係も下手であり、学生時代からそれがうまくいかず、存在感もないまま少しひねくれた性格になっているように感じる。

ただ、そんな彼にも武器ができる。それがコーヒーである。

それを使えば、自分の存在をみんなにアピールできるのだ。

 

過去におきたある事件が動き出す。

 

親友の死だ。

 

主人公は、その事件を通して過去を振り返る。

その中で、親友の事をもっと知りたいと思うようになる。

 

『自分の存在をアピールする⇒誰か(親友)のことを知りたい』 

                   と思うようになるのである。

 

しかし主人公は、その中で他人を知るということはそんなに簡単なものではないことに気づいたのではないかと思う。自分の事でさえ、わからないことが多いのに・・。

なんだかんだありながら、様々な人に出会い、また自分を振り返ることで主人公はさらに成長していくのだ。

 

そして、最終的には大切な恋人もでき、事件も解決・・親友との友情も感じることができた。主人公にとってはこれ以上ない喜びだと思う。

また、本当の事を友人の親にも話すと決める。

 

そんななかでの爆弾・・・

 

うーーーーわ!!  ただ・・好きですこの本!!(笑)

 

僕はこの本の中でいうと、性格は谷原寄りかなー(笑)とにかく人間関係が面白くて、こんな事考える人もいるんやなー、とかいろいろ考えてしまいました。

 

ドラマもかかさず見る予定ですー★★キャストが思ってた感じとちょっと違う所もあったけど、意外にいいかも・・とも思えた。楽しみ!!

 

カッコウの卵は誰のもの 連続ドラマW プチネタバレ感想

カッコウの卵は誰のもの 連続ドラマW レンタルでみました

 

プチネタバレあります、注意。

 

 

 

 

 

非常によかった!!

 

才能・・遺伝子・・血縁関係・・とはなにか

そして育ての親は生みの親とは違うのか?

 

カッコウの卵は誰のもの?

 

・・誰のものでもない、それが彼女の答えかなと思いました

 

事件解決の1か月後

『才能なんてなかったらよかったか?』の問いに

『・・・だったとしても、あたしスキーを滑っていたと思います』

ぐっときました!

育ての親への愛

 

本当の親がだれかなんかもう関係ない・・

自分の人生を精一杯生きていく

そう思ったのではないかと感じた

 

これまで自分と関わった全ての人や出来事の中で彼女は成長し、

本当の意味で、彼女は自分の道を歩き出したのだと思う

関わってきたものすべてが今の自分なのだと気づく事ができたのではないか

 

親子の再スタート

最後の舞台で育ての親のおまじないをして滑りだすところ・・

素敵でした

 

もっといろいろ語りたいーー

本も読んでみたいと思いました。

映画ミュージアム感想 ネタバレあらすじあり注意

映画「ミュージアム」みました^^

 

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雨の日にのみ発生する猟奇殺人事件。レインコートを着た謎のカエル男。

僕はすごく楽しめました。

 

自分の考えをまじえて簡単なあらすじと感想を書いています^^

大事なネタバレあるので注意してください!!

※映画も一回みただけなので内容など間違っているところもあるかもしれません><

 

猟奇的殺人事件にてある男が死刑となった。

その後、その事件に関わった裁判員として関わった人達が次々に、「~の刑」と称し、次々と猟奇的な方法で殺害された。

実は、この男は、以前死刑となった猟奇的殺人事件の犯人でもあった。当初、警察はこの事件が冤罪であったことによるなんらかの復讐ではないかと考えていたが、実はその事件の主犯ではるカエル男は、社会に自分の作品が注目されなかったことに怒り、犯罪を繰り返していたのだ。社会は犯人の作品(殺害方法)よりも冤罪である犯人の判決等に注目が向いてしまったと感じたのだろう。

犯人は雨の日にのみ出現し、カエルのマスクをかぶっている。

そして、猟奇的な方法で人を殺め作品としてコレクションし、自身を表現者と呼んでいる。どのように殺害するかを考え、念入りに計画を立て、実行する。そして自分の作品を写真などで残し、ミュージアムのようにして喜んでいる。

しかし、ある男との出会いで犯人の心に大きな変化があらわれる。

それは、主人公で沢村(小栗旬さん)である。この男は殺害予定の女(裁判官の1人)の夫であり、刑事である。沢村には妻子がいるが、仕事に追われ、家庭をおろそかにしていた。妻は心身共に疲れ切ってしまい、子供を連れて家を出てしまう。子供のこと、裁判員裁判で死刑の判決をしたこと、流産したことなど、妻は一人でたくさんのことを抱えていた。

犯人は、沢村の妻を殺すため、家に監視カメラをつけたりして常に観察しており、その中であることに気づく。沢村の態度、そして心身共に疲れ切った妻をみて、人を殺める以外にも、人を殺す事ができるのではないかということ。心を殺す事ができるのではないかということ。

犯人は、沢村に興味が向く。積極的に沢村に接触するようになる。新たな刑を開始する。しかし、これはいままでの刑とは違う。すぐには殺さない。自分の中で新たな「何か」が芽生えたのだろう。

沢村も、自分の妻が狙われていることを知り、必死で犯人逮捕に挑む。犯人に振り回され、同僚も殺され、担当もはずされる。沢村は我を忘れ刑事としてではなく、孤独に犯人に挑むことになる。

そこで、ある医師と出会う。その医師は犯人の兄妹であることがのちに発覚する。

医師は、沢村に犯人の居場所を教える。そこが最後の決戦場となる。

しかし沢村は犯人につかまってしまい、刑を受けることになる。今回の刑はかなり精神的な苦痛を与える刑であった。沢村に家族は殺したのはおまえだ!!という。沢村は精神的にも肉体的にもボロボロにされる。しかし、勝負は沢村の勝ち。家族も救う事ができた。

雨の日に現れる犯人は、実は極度の日光過敏症を患っていた。犯人は逃げる際に、日光にふれてしまい崩れ落ちる。しかし、犯人は最後の力を振り絞り、この事件を機に世間が自分の作品に着目し、専門家などがまた自分の動機などを探すだろうと言い放ち、病院に運ばれる。

病院で人工呼吸器につながれた犯人を、医師である兄妹が親族として訪れ殺してしまう。あなたの病気は心因性よ・・病を治すには自分の悪意と向き合うか、それができなければ・・と告げて。

二人の兄妹は、幼いころに両親を猟奇的に殺害されている。二人は事件後、別々の場所に引き取られている。医師一家に引き取られた兄妹は、そのまま医師となり社会に適応している。だが、犯人は社会に適応できなかったのだろう。持病もあり、もともとの家に一人きりで住んでいたようだ。

兄妹も、医師として社会に適応はしているが、やはり兄妹、そして殺害された両親(家族)という切っても切れない事実(経験)があり苦しんでいたのだろう。犯人に告げた、セリフそして行動(殺害)は自分自身に向けた言葉でもあるのかと思った。沢村に、兄妹の居場所を教えた事からも兄妹のそのような心境を感じた。兄妹として犯人に向きあうことができていなかったのだろう。

そして、事件が終わる。ある記者が、沢村の妻に事件の事を聞きに行く。

裁判員で冤罪事件に関わったことについてどうおもうか」

・・・これで犯人はまたも心を殺されたのだと僕は思った。

逮捕時に犯人のセリフから、世間に着目されたいのが作品だけではなく、自分自身のことも知ってほしいと言っていたことからも、犯人は結局自分の存在を社会に知ってもらいたかったのだろうと思った。

ミュージアム、深いタイトルだと思った。ミュージアム、それは自分自身を現したものであり、それを何らかの形で表現しながら僕らは生きているのだと思う。人はなんらかの形で社会とつながりを持たなければならない。その方法が犯人にはこの方法しかなかったのだろう。

そして、ラスト。最悪だった。あれだけ家族に無関心だった沢村が息子の運動会に妻ときている。楽しそうにはしているが、なんとなくまだ違和感がある。これは沢村の行いの結果だと思うので仕方ない。

それよりも息子を撮影しているが、その息子が身体をしきりに掻いているのだ。この動作は、犯人と同じしぐさである。

犯人の意図(猟奇的な殺人を芸術として示したい残したい)は、社会には響かなかったが、違う形で、心の影響としてこの家族に残る。これは、犯人は沢村と出会って気づいた人間の心のむずかしさであると思う。これから、この家族はこの傷(事件)を背負って生きていくことになる。この事件に向き合っていくのか、それとも・・・しかし、彼らには家族があり、一人ではない。子供のころの環境は特に重要だと思うので、個人的に子供が非常に心配である。

社会で生きるとは、人と関わりあって生きていくことであると思う。たくさんの人がいる中で、親友・恋人・家族など、自分を理解してくれる存在がいるかいないかは、生きる上で大切なことだと思う。

この兄妹が環境によって生き方に差が出たのも遭遇した環境による違いであると思う。犯人も、沢村と出会い心の変化がみられたように、自分の居場所をみつけ自分を違った形で表現することができれば、また違った人生があったのかもしれない。

 

「自分の中にあるミュージアム

      これをどこでどのように表現するか?」

僕は自分の考えをこのブログで表現している。これもある意味、表現者かな^^;

 

この映画、役者の演技や、迫力、雰囲気もすごいよかったです。

 

バケモノの子 完全ネタバレ・あらすじあり 注意!!

バケモノの子みました。

 

あらすじ(完全ネタバレ)あります。見ていない人は要注意です。

素晴らしい映画なので、みてからよかったらまた遊びにきてください♪

 

☆彡あらすじ+感想

母親を事故でなくし親戚に引き取られる直前で家出をした蓮。親は離婚しているが、父親が迎えにこないということにも胸を痛めていた。

そこで出会う熊徹というバケモノ。バケモノが住む、もう一つの世界がある。蓮は熊徹に出逢い、バケモノの世界へいくことになる。

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そこでは、宗師争いで盛り上がっており、熊徹はその中での次期宗師の有力候補であった。次期宗師候補に猪王山というバケモノもいる。その猪王山は、弟子に慕われ時期長老にふさわしい雰囲気である。その反面、熊徹は力はあるが弟子も一人もいないバケモノである。

その熊徹が蓮を弟子にするといったのだ。そしてその弟子が人間というから、バケモノの世界は大騒ぎ。人間は心に闇を持つといわれており、危険だというのだ。しかし、そんなことは熊徹にとっては関係のないこと!弟子にとるといったら弟子にするのだ。そして、熊徹と猪王山が決闘することになるのだが、誰も熊徹を応援していない。そんな熊徹に何かを感じとったのだろう。熊徹に、負けるな!!と蓮はとっさに叫ぶ。

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熊徹の家に、とりあえず身を置く事にした蓮。熊徹との関係はあまりよくない。名も名乗らない蓮に対して、9歳であることから九太と名付ける。九太は、バケモノの世界に突然やってきて、突然師弟の関係になる事に混乱しているようだ。

その後、なんだかんだ修行(武術を学ぶ)を行う事になるが、熊徹の感覚的な修行についていけなくなる。熊徹は、心の剣だ!!というが、九太にはまったく理解ができない。九太が修行を投げ出そうとしたとき、熊徹の仲間にもう人間界に戻れ・・といわれる。その日から九太の中で何かが変わる。弟子とは何かを熊徹の仲間に相談し、熊徹は望んでもいない掃除や洗濯などとにかく自分にできることからはじめてみるのである。

 

そんな中、現宗師が九太との関わりに悩む熊徹の前に現れ、賢者達に会いに行くように促す。現宗師の意見を受けて、熊徹と仲間、そして九太で修行の旅にでる。そこで様々な賢者にであう。九太は、そこで強さにも色々な形があることに気づく。しかし自身の力を信じる熊徹にはその強さの形について理解が出来ていないようだ。熊徹の友人は熊徹について以下のように九太に述べる、自分一人で生きてきて、そして強くなってしまったのだと。

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九太は自分自身で熊徹の真似をしてみたり、熊徹に教わらなくても自己流のトレーニングをしている。そしていつのまにか、みていなくても熊徹の動きが読める・・そんな相手をよんで動くという強みを持つ。それに驚いた熊徹は、相手をよんで動くということを九太から学び、そして武術を九太に教える事になる。一人で生き強くなってしまった熊徹も、強くなった九太をみて気づきが生まれたのだろう。

 

月日は流れ、九太は17歳。二人の武術はとても凄まじいものになっていた。そんな中、いつものように喧嘩した、九太は偶然?人間界に戻ってしまう。図書館へいくも、人間としては時間が止まったままの蓮、文字もろくに読めない。そこで出会った女の子に、たくさんの事を学ぶ。蓮は様々な事に興味を持ち、勉強も始める。その集中力は凄まじいものでその女の子に高卒認定を受けて大学を目指さないかといわせてしまうほどである。進学の補助金を得ようと色々調べている中、蓮は父親の住所を知ってしまう。そして、蓮は父親に会いに行く。父親は蓮の幼いころの事情をあとからしり、そこから蓮をずっと探していたのだという。父親にあったことを蓮は熊徹にも告げる。熊徹はいくなというが、蓮には届かない。

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蓮の中に突然様々な事が起こり、蓮の心は不安定になってしまう。そしてついに蓮の胸に突如大きな穴が開いてしまう。バケモノの世界でうわさされる心の闇である。そんな蓮の暴走を止めたのが、図書館で出逢った女の子である。女の子は自分の腕につけている紐を外し、蓮につける。不安になったらこの紐をみてほしいと。そして蓮は落ち着きを取り戻す。

そんな中、バケモノの世界では、宗師をかけて熊徹と猪王山が決闘をしている。熊徹は猪王山に圧倒されボロボロである。そんなとき突然観客席から九太(蓮)が大声を出す。負けるな!!それを聞いた熊徹は凄まじい力を発揮し、勝利する。二人でつかんだ勝利である。勝利し、宗師になった熊徹だが、突然何者かに刺されてしまう!!犯人は、猪王山の子である一郎彦。一郎彦の胸には九太と同じく大きな穴が広がっている。一郎彦も実は人の子なのである。実は猪王山は一郎彦を人と知り育てていた、しかし一郎彦はそんな事はしらないでいた。大きくなればいつか父と同じようにたくましい牙が生えると信じていた。しかし、一向に牙など生えず混乱していた(心の中では人であることを気づいていたのかもしれない)。そんな中、自分の尊敬する父が熊徹(と九太)に負けた事で何かがはじけてしまったのだろう。

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熊徹は、一命を取り留めるが、意識は戻らない。そんな中、(九太)は立ち上がる。止めようとする熊徹の仲間に、感謝の気持ちを述べる。蓮(九太の成長に関わったのは熊徹だけではないのだ。もうそこには、子供だった九太はいない。

 

一郎彦は、完全に闇に飲まれ人間界で大暴れしている。は、人間界に戻り女の子と二人で一郎彦に立ち向かう。おいつめられただが、それを助けたのが意識を戻した熊徹である。熊徹は、自分の命を蓮(九太の心の剣に変え、九太の胸の中に入り見事一郎彦を鎮める。

 

一郎彦は、目を覚ますが何も覚えていない。家族が一郎彦のベッドを取り囲み寝ている。ずっと看病していたのだろう。そして、腕には紐がついている。蓮がつけていたものである。

一人じゃないというメッセージなのだろう。

 

(九太)と一郎彦。女の子、熊徹、それぞれ形は違えど様々な成長がある。

一郎彦もみんなのサポートがあり闇を乗り越えていくのだろうが、あのとき一郎彦は闇を乗り越えられず飲まれてしまった・・・。人はみな闇を持つ・・確かに誰もがみな闇と隣り合わせなのかもしれない。特に、子供から大人になる時期というのは本当に大きな変化なのだと思う。子供から大人になるっていうのは、自分自身が何者かをある程度認識する時期のことなのかな?

人が自分を何者かと認識するためには、環境だけでなく人をみることで自分を知る事が必要になると思う。蓮は自己流だが、それに気づいたのではないかと思う。強さとは、自分自身の存在であり、強さにも色々な形があるということ、そしてそれは自分と関わる全ての人、環境によって成り立つということ。そして、その強さはたくさんの人にまた影響を与えているのではないかと感じた。

そしてなにより、死んだ母親に時々姿を変えるハムスターのようなバケモノ?が素敵!いつも蓮にくっつき蓮をみている。蓮は一人だと思っていたようですが、本当は一人じゃなかったんでしょうね。

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天空の蜂

天空の蜂みました。

 

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あまり自分の好みじゃないと思いきや、最後は衝撃でした。すごく面白かったです。

 

~あらすじ~

拘束増殖炉の上空で盗難無人ヘリコプターがホバリングしている。

全国の原子力発電所を全て停止しろ、さもないとヘリを墜落させる。

犯人は天空の蜂と名乗りメッセージを送る。

制限時間は約10時間。しかもヘリには爆弾となぜか子供が乗っている。

社会は、人々はその時どうするのか・・・

 

 

~感想(ネタバレあり!!)~

 

原発という大きなテーマの裏にあるメッセージのようなものを感じた。

僕がこの映画をみて衝撃を受けたのは、最後の犯人のコメントです。 

震えました。そしてそのタイトルの深さに驚きました。

 

「子供は刺されて初めて蜂の恐ろしさを知る。

 痛みを伴わない想像力は、ただの甘い夢に過ぎない。

 想像するがいい。ダイナマイトが、いつも10本とは限らない。」

 

そして、この犯人のメッセージでさえも、誰かに読まれる事なく人に消去されるっていう所がさらに深いぃいい><:

 また、この事件が流れるテレビの先の人達は何事もなかったように生活をしている。

 

そんなもんだなと思った。自分に関わりがなければみんな他人事なんです。

 

でも、最後に主人公が息子と話す言葉

「この国に命をかける理由はあるか?」

「ここにある・・」

 

人は広い視野でみたら、人ってほんの小さな存在かもしれないけど。

みんな精一杯生きてる。

 

この事件のバックグラウンドには、たくさんの想いがあります。

 

この事件で、ある子供が頑張りました。その子供に自分の命をかけた男がいます。その子供の父親は、子供に多くの事を学びました。

また犯人を逮捕しようと命をかけた刑事がいます。死にました。刑事にも妻、子供がいました。

犯人達にもそれぞれ苦しい過去があります。

もっともっと映画では登場人物の背景が色々描かれています。 

 

蜂に刺されたものしかわからない。

刺された人にしかわからない事がある。

世の中は自分に関わりがなければ無関心な人が多い。

だけど行動を起こす人だっている。

 

人生何が起こるかわからない。僕がこの映画をみて考えた事、それはこの作品でいうように甘い夢なのかもしれない。だけど、ここで感じた事は、この映画をみて何も感じない事よりも大きな成長に繋がっていると自分では勝手に思っている。

 

 

明日も頑張ろう^^v

Click~もしも明日が選べたら~

Click~もしも明日が選べたら~

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~すべてを操作できる万能リモコンで人生が激変する男のストーリー~

 

素晴らしい作品だと思います。僕の中でベスト5に入る映画です☆彡

 

◆映画をみて思った事 ネタバレなし

 

社会で生きる事はすごく大変な事

 大変って何?何に追われてる?何をがんばってる?

 

人生は一度きり、限られた時間の中でどのように生きていくか・・

でも、どんな未来が待っているかなんてわからない・・

 

人生、どう生きようと自分次第!!

確かに人生なるようになってる

だけど・・何か大事な事を見逃してない?

 

過去があり今がある。今があり未来がある。

どれだけ忙しくても、少し立ち止まって今どんな道を歩いているのか(今・未来)、どのようにしてこの道ができてきたのか(過去)を考える時間も必要かもしれない。

 

でも、立止まって考えるって事はそんなに簡単な事じゃないって思う。

そしてそれは年を重ねれば重ねるほど難しい事だと僕は思う。

 

大人になって、もう目に見える事のほとんどが当たり前なことばっかりで、新鮮な事なんて全然なくて、どんどん視野が狭くなっていく。

 

「大人になる」って色々経験を重ねて学習し、そして社会に適応する事なのかな?

 

止まる事のない時間の中で、また人間の(自分自身の)適応能力に対して時に疑問(気付き)を持つ事が、生きる上で刺激となり人生にちょっとしたアクセントをつける事につながるのかなと思う。

 

そしてその疑問(気付き)を持つためには、立ち止まって考えるってことが必要なんだって僕は思うわけです!

僕の中で、立ち止まって考えるとは以下のような解釈です(笑)

※立ち止まって=気持ちに余裕を持って // 考える=今の自分を見つめなおす

 

気付きが成長なら、大人だってまだまだ成長できるはずだと思います^^v視野が広がったり、新しい価値観とか新しい自分がもしかしたら発見できるかもしれません。

 

よし今日から僕は

社会で生きる事はすごく大変な事 → 生きる事はいい意味で大変な事

でいきます! (^笑^:)ドヤッ!!

 

まぁ年をとって、この映画をみて、またこのブログをみなおしたいと思います。未来の僕は今の僕をどう思うだろう。

リトルプリンス~星の王子さまと私

今年最後に素晴らしい映画に出逢いました。

 

軽くネタバレあるかも・・注意!

 

リトルプリンス~星の王子さまと私~

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どのような大人になりたいか?

いやいや!!大人だってまだまだこれからッ!!

 

「成長」が大きなテーマの一つにあるのではないかと感じた。

 

決まったパターンの大人達、社会が映し出される

そして、問題は大人になることじゃない、忘れる事だ!というメッセージ

 

気付きが成長だと僕は思う。

子供のころの自由で無限の想像力・・

 

この絵の話しなんか、ほんとにおもしろい!!

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上の絵をみて大人は帽子というが、これを書いた子はこれは下のような怖い絵(大蛇が像を丸飲みにしている絵)なのだという!

他にも羊の話しもでてきますが、これも面白かった(^v^)

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上の箱、これ羊です(笑)意味が分からない人は映画みてください♪

 

 

星の王子さまも、最初は小さな惑星で一人で住んでいる。

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バラを大事に育てている。

 

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だがあることをきっかけにバラを置いて、一人でその惑星から抜け出してしまう。そして色々な人達に出逢うのだ。

この出逢いが大事で、たくさんの人に出逢い、そして自分を知り、そして他者を本当の意味で愛す事ができる。

言葉にすると簡単だが、その過程にはたくさんの事があったと思う。その過程が成長なのだと思う。

 

 

 

この主人公の少女も、おじいさんとのつながりを持ち、世界を広げる事ができた。その中には楽しい思い出、喧嘩の思い出、色々あった。おじいさんとの会話や大好きな王子さまのストーリーからもたくさんの想像力が得られたのだろう。

王子のその後のストーリー、これはこの少女の作った空想の世界(惑星)だろうけど、素晴らしいものだった。大切なものは、目には見えないということ・・それに気づく事ができたのだろう。

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最後のおじいさんの病室でそれが現れていたと思う。そして、子供をみていた母親の変化にも心を打たれた。人は一人では生きていけないということをとても感じた。

 

 

 

人とつながりは、何かしらの形でお互いに影響しあうことだと思う。そして、それは今はわからなくても、いつかわかる事だってあるし、自分の現在の立ち位置によっても変わってくるものだとおもう。ただ、これだけ色々な価値観をもった人がいるのだから、自分の考えてる事が正解なんてないだろうし、だから社会には縛りがある。

 

でも、その社会に縛られすぎると、ただなんとなーく生きているだけ・・とか、欲求不満になったり、色々なストレスになっていく。そんな時にこんな映画をみて何か気づく事ができたら・・何か変わるのかもしれないですね^^

 

 

映画全体の感想としては、絵がすごくキレイで、美しかった。音楽も素敵で、心地よい気持ちになります。またこの話にでてくるキツネが可愛すぎます!!

 

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小さいころに本を読んだ事あってもまったく覚えていませんでした、本の内容わからなくても映画自体は問題なく楽しめました!また本を読んだらこの映画もまた違ってみえるのかもしれませんね♪♪

とにかく今の悩みは、いつも映画をみると同じような視点でしかみれておらず毎回同じような感想になるということ><;僕自身のキャパも広げないとな・・

来年は、リアルだけでなく、新たな自分探しを映画(ブログ)を通しても頑張ってみようと思います!!映画好きさん、ぜひ友達なってくださーい^^色々な価値観を持った人と出逢い、成長したいです♪♪