映画で感性磨きたい!

映画の感想と、映画から自分を見つめなおし頭の整理をしています☆彡そのためかなり偏りがある感想になっていると思います(^^;でも、色々な人のブログをみて、感性を磨いていきたいとも思っています^^よろしくお願いします!

トワイライトささらさや 感想~

最近、映画のブログ書いてて、自分が普段どんな事考えてるのかがわかってきた気がする。ブログみかえしても、いつも同じ事書いてるし(笑)

生きていくのは難しい・・ってのが、僕のテーマなんやと思う。
僕の中での生きていくっていうのは、人との関わりの事なんやと思う。

僕は、他人の背景とかその人の本質なんかを、すごい感覚的で勝手な妄想なんやけど、その人のもつ雰囲気とか言動・行動とかから自然に考える傾向がある。実は、その考え方が結構自分で好きやったりもしてるんやけど・・

今思うと、なんでこんな考え方になったんやろ~って思う。

もしかしたら、小さいころとか人の顔とか気にしながら生きてたのかもしれんなぁ~^^;もう忘れたけど。
ストレスも頭では感じにくい体質なんやけど、身体に出やすいし、本質はすごく弱い人間なんかも・・とも思う(笑)自分が感覚的に感じた事に理由をつけては自分を守ってたのかもしれんなって思う^^;

考えに偏りはあるけど、今はこの性格もなかなか好き(今まで自分の考えに、こんなに偏りがあるとは思ってませんでした・・むしろその逆やと・・笑)。

というわけで、また僕のいつもの視点でブログ書きます~♪




ネタバレ注意です。


サヤとユウタロウ、二人は夫婦。生まれたばかりの子供がいる。
サヤと息子を残しユウタロウは交通事故で亡くなってしまう。
しかしユウタロウは、成仏できないでいた。

ユウタロウは自分が死んだ事は分っているが、悲観的な感じは一切なく、生きているのとそんなに変わらない雰囲気である。

実は、サヤは親に育てられた覚えがなく、家族の事を知らないため、ユウタロウはそんなサヤが心配で成仏できないでいると思いサヤと子供をいつも見守っている。

またユウタロウは、人の身体に乗り移り、少しだけ現実世界に戻る事ができた。
乗り移ることができるのは、ユウタロウのことを見える人のみであり、一度乗り移った人にはもう乗り移ることができない。

ユウタロウの葬式の日、ユウタロウの父を名乗る男が現れ、サヤに子供を預かりたいと告げる。ユウタロウは、サヤに自分も親がいないと話している。
ユウタロウは、葬儀に参列している人に乗り移り、サヤに遠くの町に逃げろと告げる。親がいないといっていた理由はいわない。サヤは意味もわからず、「ささら」という町に移り住むことになる。

そこで出会う愉快な人達、また人の身体に乗り移っては出てくるユウタロウ
みんなサヤとその子供が心配なのだ
しかし、そこに出てくる愉快な人達にも抱えているものがいっぱいあって、サヤを心配しているようで彼らもサヤとともに成長している。そんな様子が描かれているのも面白い。

そんな中、ユウタロウが乗り移ることができる人(ユウタロウのことを見える人)がいなくなってしまう。

・・それはユウタロウとサヤの最期の別れである

夫婦喧嘩をしつつも、最後は泣きながら抱き合う二人
いつも笑って肝心なことは最後まで言わないユウタロウがはじめて感情をあらわにする

「なんのためにこの世に生まれてきたんだよ・・」

それに対してサヤは「ユウちゃんと出逢い、子供を授かり私は幸せだよ?」と答える

人の身体に乗り移ってでてくるユウタロウ・・外見は違ってもサヤにはユウタロウがみえていた

「私にはちゃんとユウちゃんがみえる!!」

外見は違っても、サヤにはそんな外見なんかよりずっと大事なものがあるのである。


家族を知らなかったサヤだが、この町(環境)そしてユウタロウやその町に住む人達と関わるなかで成長していく。ユウタロウと最後の別れの後、ある事件が起こるが、みんなが心配するサヤはもうおらず、完全に母親になっている。

まぁとにかく新垣結衣の演技がすごいんですT-T


サヤが心配で成仏できないでいると思っていたユウタロウ・・でも実は成仏できない理由はそれだけではなかった。それはサヤにはいないと話していた父の存在である。
ユウタロウは、死んでから父の事を知る。母が死んだときにそばにいなかった父・・・ユウタロウは父を恨み、母の死以来、父とは疎遠になっている。父は母を見捨てる最低な男だと思って生きていた。
しかし、ユウタロウは父の本当の姿や胸に秘めた想いを死んでから知ることになる。
もうえずくほど泣きましたTT
子供にとって親の影響ってかなり大きいと思う。僕も親とは色々あったけど、この映画をみて感じるものがいっぱいあった。

言葉では説明できない事っていっぱいあって、それが人との繋がりの中で一番大事なんじゃないかなって思った。一人一人色んな人生がある、個別性がある。映画とは関係ないけど、椎名林檎さんの曲で、透明人間ってあるんやけど、その中で「何かを悪いというのはとても難しい。僕には簡単じゃないことだよ」って歌詞がすごくすきです^^人

でも、そんな難しい人間関係の中で辛いことも楽しいことも色んな事を経験できる。そのすべてが成長であって、そして自分自身もきっと誰かになんらかの影響を与えていると思う。それが生きる事なんかなって感じた。

相手を知る前に自分を知る事って大事やな・・っていつも思う。自分にとってこの映画はとても意味のある映画でした